愛犬のしつけでの注意点

愛犬をしつける事はとっても大切です。しつけをきちんとしておけば、一緒に外出する時も困る事はありません。
ですが、正しいしつけ方法を知っていますか?間違ったしつけをしてしまうと、逆にコントロールができなくなって大変な事になります。
ここでは、しつけの時の注意点について解説します。

・笑いながら叱る

犬が悪い事をした時に、笑いながら叱るのはやめておきましょう。犬は、人間の言葉よりも表情でその感情を理解します。どれだけ言葉で怒ったとしても、顔が笑っていれば犬からすると「本当に怒ってるの?」と疑問に思うのです。愛犬がかわいいと、ついつい怒れないのですがそれでは犬のためになりません。
犬のためを思うのなら、厳しい表情で怒る事も大切です。

・他の犬と比べる

複数の犬を飼っている場合、他の犬と比べるのは絶対にしてはいけない事です。
たとえば、禁止されている事を犬がしてしまった場合はその子だけを別室で怒るようにしましょう。この時に、他の犬の前で怒るような事をしたらプライドを傷つけてしまいます。
また、「○○ちゃんはいい子なのに」なんて口に出してしまうと犬は落ち込んでしまいます。
犬は言葉を直接理解する事はできません。ですが、飼い主のニュアンスなどで自分が馬鹿にされていると感じてしまうのです。
怒る時には、犬の気持ちも考えてあげるようにしましょう。

・後で怒る

一番してはいけないのが、後で怒るというしつけです。例えば、時間がなくてその時に怒れなかったからといった時には諦めるしかありません。
後で怒ったとしても、犬にはなんのことだかわからないのです。飼い主にとってのミスは、犬にとっては大きな問題ではありません。「さっきのあれは〜」なんて言ったって関係ないのです。
飼い主は、犬がミスをした時にはどれだけ忙しくてもその場で怒るようにしましょう。
その場で怒られれば、犬は自分が悪かったのだと理解しますし、同じミスを繰り返さないようになります。

犬は、飼い主の怒り方で変わるのです。