愛犬のお手入れで欠かせないブラッシング

犬のケアの一つが、ブラッシングです。愛犬の見た目を整えることができるだけでなく、健康管理やコミュニケーションの時間を作る効果も期待できます。そんなブラッシングで重要となるのが、信頼関係を築いておくことです。

犬にとって、ブラッシングはとても気持ちの良い行為というイメージを持つ人もいるでしょう。しかし、ブラッシングを快適なケアと感じるかどうかは、接し方によっても変わってきます。毛が絡まっているのにそのままブラシで引っ張るなど、犬が嫌がる行為をすればブラッシングを嫌がるようになってしまいます。そんな状態を避けるためには、犬の様子を見ながらブラッシングをしていくことが大切です。
ブラッシングに対し抵抗を感じているのであれば、まずは手で撫でてやるなどのスキンシップから始めると良いでしょう。一気にブラッシングをするのではなく、スキンシップの延長線上として、少しずつブラシをかけていく形にすれば、抵抗なくブラッシングを受け入れることができるようになっていくでしょう。

さらに、ブラッシング前には犬に負担をかけない準備をしておくことも大切です。毛玉がある状態のままブラッシングをすれば、ブラシに引っかかった毛玉が皮膚まで引っ張る状態となるため犬に痛い思いをさせてしまいます。そのため、毛玉が目立つ犬の場合は指先で毛玉をほぐしておくなどの準備をしておくことがおすすめです。

小さな毛玉であれば、ブラシで対応できるのではないかと考える人もいますが、痛い思いをするとなかなかブラッシングをさせてくれない犬になってしまうことも多いものです。それだけに、愛犬のお手入れをする際には、反応を見ながら犬にとって優しいブラッシングを心がけていくと良いでしょう。
定期的なブラッシングは、血行促進や新陳代謝アップなど健康的な効果も期待できるものです。そのため、愛犬を迎え入れた後は、ブラッシングが好きな犬になるように接していくことがおすすめです。