愛犬のお手入れをしていて良かったこと

我が家はみんなキレイ好きです。そのため、愛犬に対しても清潔感を求めていました。いつもキレイにしていたのです。そのため、会う人みんなに「キレイな犬だね」と褒められていました。その分、お手入れはとても大変です。愛犬は室内犬だったのでそれほど汚れることはなかったものの、いつもゴロゴロ室内を転がっていました。そうするとホコリや糸くずなど、いろいろなゴミが毛に絡まってしまいます。毛並みも絡まりやすくなってしまうので、定期的にブラッシングをしなくてはなりません。室内で飼っているというのに、室外犬よりも頻繁に体を洗っていたように思います。

本当は専門のサロンに行って毛並みを整えたいと思っていました。しかし、費用がかなりかかることが分かり断念したのです。愛犬のお手入れをするのは基本的に母でしたが、毎回やるのはとても大変です。時間がある時は姉や私が交代することもありました。

だんだん大きくなってくると、さらにお手入れは大変です。大型犬になってしまったので、今度は室外で飼うことになりました。やはり外で飼っていると汚れやすく、さらに頻繁に洗ってあげないといけません。子どもを育てるのと同じようにとても大変だったことを覚えています。それでも愛犬はとても可愛く、割とおとなしい方だったので、よその家よりは楽な方だったのかもしれません。

私が中学生になった頃、一度だけ専門サロンに連れて行ってみたことがあります。近くに専門サロンができて初回はクーポン利用で安く利用できたからです。さすがプロの手は違っていました。使うお手入れ品なども専門的な物だったからでしょう。家でお手入れするよりも断然キレイな状態で愛犬が帰ってきて、家族はとてもビックリしていました。やはり時には専門サロンでキレイにしてもらった方がいいかもしれないと思ったものです。
亡くなってからはお手入れにかかる費用がかなり削られ、ペットを飼うには思っていた以上のお金がかかっていたのだなと実感しました。