愛犬と暮らすための家や部屋を探す際には、ケージやペット用ベッドを置くためのスペースを確保しやすい間取りに注目をしておくと良いでしょう。
ペット用のケージなどは空いているスペースに置いておけば良いと考える人もいるでしょう。しかし、どこに設置するかによって愛犬がリラックスできるかどうかが変わってくることになります。部屋や家の中であっても、外部の音が聞こえやすい場所にケージやベッドを置くと、常に外の環境が気になる状態となります。外の状態に興味を持ったり、警戒をしたりしやすい状態に犬を置いておけば、無駄吠えしやすい状態となり周りの家に迷惑をかけてしまうことは少なくありません。さらに、愛犬にとっても常に音が気になる状況というのは、心からリラックスできない状態となってしまうでしょう。そのため、愛犬のためのスペースを確保する際には、外壁など外の物音が気になりにくい場所を用意しておくことがおすすめです。
もう一つ、避けておきたい場所が、玄関近くや玄関が見えやすい場所です。玄関近くに犬のケージやベッドを置いておけば、外出から帰ってきた際にすぐに愛犬の顔を見ることができる、愛犬にお迎えして貰える気分になると考える人もいるでしょう。間取りの関係で、設置場所が玄関近くしかないという場合は仕方ありませんが、他にも設置可能な場合は玄関から離れた場所に、愛犬のスペースを設けておくことがおすすめです。玄関は飼い主以外の人の姿が見えることが多いだけでなく、外を歩く人の足音や気配も気になりやすい場所です。
環境によっては、夜間もずっと外から足音や物音が聞こえてくることもあるでしょう。この場合、愛犬は常に外に意識を集中して安心して寝れない状態となる可能性があります。こうした状況を避けるには、家の中に愛犬が安心して暮らせる場所を確保できる間取りかどうかを意識して、家や部屋を選んでいくと良いでしょう。良い間取りを選べば、愛犬も飼い主も快適な生活を送ることができるようになるでしょう。